気を取り直したのもうっかりだったかもしれない(その壱)
はい、気を取り直したらあっという間に納車日です。
納車が早いのは現状取引の数少ない利点ですね。
うーん、思った通り汚い!
いやいや、これくらいの方がレストアのし甲斐があるってもんですよ!!
まずは外装からチェックします。パーツとして大きくて一番目立つタンクから行きましょう。
よくありがちなクリア剥がれまでは達していませんが、塗装面にひび割れの様な筋が浮いてます。
あと右側エンブレムの横に補修跡がありますね。エンブレム自体も剥がれかけていて、下にステッカーが見えます。このエンブレムが付いてたので’97年式かと思ってましたが’94年式の様です。エンブレムは墨入れ部分が剥がれてますしパチものっぽいですねえ。
これは全塗装コースだなあ。いずれは塗り替えるにしろもうちょっと後にするつもりだったのですがー
外装上最も気になるところは、左側のダメージですね。
①エンジンガード
②サイドバックサポートのボルト
③左リアウィンカー
左側を下にぐるんとひっくり返って結構な距離を滑ったって感じですかね。
エンジンガードはちょっとエグレ具合がえげつないです。外してもいいですけどそれだと面白くないので、塗装に合わせてどうにかできないかちょっと考えてみましょう。バイクとは別の趣味としてレザークラフトもやってるので革のカバーとか作ってみてもいいかもです。
ウィンカーは右側も傷んでるのでまるっと交換の方向でー。
あと細かいところだとサイドスタンド根元のカバーが欠落してますが...まあこれはどうでもいいか。
で、次はブレーキの確認。
前ブレーキが掛けられるかは整備の時重要なので最初に確認します。
うん、前後とも動作自体には問題はなさそうです。実際に乗る前にはオーバーホールしますけどね。
フロントのブレーキローターの摩耗具合もとりあえずOK。リアのブレーキシューは分解した時に確認しましょう。
ついでにハンドルを左右に振ってみますが、こちらも引っかかりもなく問題なさそうですね。ストッパー等もきちんと残ってますので、少なくともフロント全損の様な事故車両では無いようです。