本当にうっかりだった件
「うっひょーマジかよ!相場の7割弱で落札できちゃったよ!!」
落札メッセージを見た私は喜びのダンスを踊りつつ出品者に住所などの連絡を行います。
必要な油脂やケミカル関係をネットで漁りつつも妄想は膨らみます。
予算も余ったし、ヘルメットちょっといいやつ買っちゃう?
それとも来年春以後にそろえ始める予定だったキャンプ用品(キャンツーがしたい)にも手を出しちゃう?
などとウキウキで Amazonなどを巡回している最中に、ふと出品者の評価を詳しく見てなかったことに思い当たります。
トータルでは97%の良い評価が付いてたのでスルーしてましたが、この後自分も評価を書く立場になりますので、再度チェックしてみましょう。
ふむ、良い評価はまあ普通のことしか書かれていません。次に『悪い・非常に悪い』の評価を確認してみますが、おおむね落札者側にも問題がある(説明をよく読まずに良品と思い込んでるなど)ことが原因の様です。
これは大丈夫そうだなと思いながら最後に 「どちらでもない」という評価を表示した時、それを発見しました。
商品は私と同じマグナ250。
落札日はおよそ1か月前のものですが、どうやら商品説明と実物とに食い違いがあった様子です。気になったので、オークションページを確認してみると。
...あれ?これ俺が落札したのと同じ社外マフラー付いてるじゃん
...ていうか、走行距離が1km違うだけで説明もほぼ同じじゃね?
...うん、始動動画のリンク先URLまでまったく同じだわ
そうです、私が落札したマグナは返品された商品の再出品だったのです。その方のコメントを読むと、どうやら
- 説明と違いバッテリーが上がってる
- ブースターケーブルでつなぐとセルは回るが始動はしない
- 説明に無いチョークの破損がある
とのことで、おそらく2番目、3番目の理由で返品した様です。
今回私が落札した商品ページとの差異はバッテリー上がりの表記だけで、始動はOK表記のままです。始動確認に必要なバッテリーを乗せ換えてないことや始動動画を撮りなおしてないことから、返品後にも何の整備もしないまま再出品したことが予測できます。
てか、「バッテリー上がり」って書いてるのに始動動画ではセルが回ってる時点でおかしいと思えよ俺!「返品可」ってのと合わせて考えたら予測できるだろ!!
というわけで「納車整備+α程度で動くバイクを格安で落札できた」つもりが「普通に安値で不動車を買った」だけだったというオチでした。
大人って汚い...